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引越しの理由 (その13)
2008/02/05(Tue)
シンガポール


(シンガポールにて)

その頃、私はとても不安でした。

いろいろ本を読んだり、 ネットで調べたりしても 解らないことだらけで、 ここから先、どういう風に進んでいったらいいのか、わからなくなってしまったのです。

あのとき、あの嵐に近いような天候の中、 ミルキーを病院にお迎えに行く用事がなかったら。。。

今頃、 話はトントン拍子で進んで、 出会いたかった外断熱の輸入住宅、 いつも誠実な対応をする理想的な営業マンのHさんの会社と何の疑問も感じることなく 契約していたことでしょう。 しかも、Hさんはただの営業マンではなく、 本なども出版されていて、 その業界では知名度もあり、 お話していてもとても知的で尊敬できる方でした。

けれども、 パンドラの箱を開けてしまったのです。

魔法のような魅力をいっぱい持った家に出会ってしまったのです。

「何が こんなに不安なんだろう」 と思いました。

ひとつひとつ 気になっていることを全部検証していかなければならない。 『家』 は、人生で一番高い買い物。

後で後悔はしたくないから。

Hさんには、正直に 「実は大変気になる家が現れました。」と打ち明けました。

ラッフルズホテル


(シンガポール・ラッフルズホテル)

以前紹介した、 井形慶子さんの本や ベストセラーになった 「いい家が欲しい」等の本では、「日本の気候に合わないから」 という理由で、2X4 の家には否定的です。

けれども、 2X4で家を建てた方も 「何十年住んでいても大変住み心地がいい」という話もよく聞きますし、 私がいつも愛読している 大原照子さんの家も、 とても住み心地のいい2X4の家をリフォームしながら住んでいらっしゃって、 そのことについての本も書かれています。


55m2の暮らし替え―スローライフの舞台作り55m2の暮らし替え―スローライフの舞台作り
(2005/10)
大原 照子

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2X4の家は、面で家を支えるために気密・断熱性もよくなりますし、 なんと言っても、木造軸組み在来工法で建てた家と、 2X4の家では、コスト面で大きな差が出ます。 

よく聞く話ですが、 まったく同じ図面を持って住宅展示場へ行き、2X4工法のハウスメーカーと在来工法のハウスメーカーで見積もりをもらった場合、2X4なら、かなりのコストダウンが出来るようです。 (私はやったことはないのですが)

それから、工期が短く、あっという間に枠組みが終わってしまうので、それだけ経費がかからないことも魅力的だと言えます。

Hさんの会社は、 2X4の輸入住宅のハウスメーカー。
でも、モデルハウスがない、 というのも気に入っていました。
モデルハウスを建設したり、維持したり、そこで働く営業マンの経費はすべて施主の建築費の中から捻出されるのですから、 そんなものはないほうが、施主にとっては有難いわけです。

ですから、 実際に人が住んでいて、築4〜5年くらいになる家を出来るだけ寒い日に 見学させてもらうことにしました。

ラッフルズホテル


(独身時代によく通ったシンガポール。 ラッフルズホテルの雰囲気が大好きでした。 写真と文章は関係ありません。)
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