5年目になりました |
|
2008/03/20(Thu)
|
![]() 「引越しの理由」というタイトルで、 頑張ってリフォームした家を離れることになってでも、 外断熱の家を建てたかった経緯についてお話してきましたので、 「じゃあ、実際はどうなの? 本当にそんなことして正解だったの?」 と興味を持っておられる方もいらっしゃると思います。 新築した我が家も5年目になりました。 これまでここで生活してきて、実際の感想をお話してみたいと思います。 「外断熱の家は冬暖かくて、 夏は涼しい。」 これは、 実際そうだと思います。 断熱材でぐるっと家を囲ってしまっているので、 隙間がほとんどありません。 我が家は、 1階はキッチン、リビング、ダイニング、階段ホール、玄関スペースなど、すべてドアや仕切りのないオープンな間取りになっています。 それなのに、1階はエアコンがないんです。 床暖房もありません。 何を使っているのかというと、 リビングには、ホットカーペット。 そして、 サンラメラ (こちらをクリック) の1201型を1台使っているだけなんです。 ![]() 1階全体が広いオープンスペースになっていて、 階段は大きな吹き抜けなのですから、 暖かい空気はそこから全部上に上昇してしまうので、 6畳〜8畳くらいの部屋を閉め切って、ストーブをがんがん焚いた部屋のほうが はるかに暖かいだろうと思いますが、 「外断熱の家は暖まるのに時間はかかるけれど、 一度暖まったら、魔法瓶のように保温状態が続く」と 聞いていたように、 サンラメラだけだと最初寒く感じますが、 ずっと点けっ放しにしていると、家全体が暖まって熱く感じるので、切ってしまいます。 「外断熱の家は北向きの土地が向いている」と言われていたので、 北向きの土地を購入したのですが、 私は寒がりなので、 やはり南向きの土地を購入すればよかったかしら〜、 と正直思ったりします。 ただ、 夏はすごく快適で、 1階にエアコンがないのに、 2階のホールのエアコン1台を 除湿、 又は設定温度、 27度か28度くらいで家全体が冷えてしまい、 1階リビングにエアコンがなくても全然問題なく過ごせます。 冷え性の私は、 2階のエアコンもときどき切ってしまいます。 ![]() 温暖化が進み、過ごしにくい夏が来ることを考えると、 年々「やっぱり北向きの土地で正解だったかな」とも思います。 強力な24時間換気システムがノンストップで作動しているので、 結露やカビもまったくないですし、洗濯物を干すスペースもあるのですが、 すぐにカラっと乾いてしまいます。 でも、 この換気システムのフィルターの掃除は大変。 面倒です。 高いところにあるので、 いちいち台を持ってきて各部屋のフィルターを取り外して掃除しないといけません。 おばあちゃんになったら、 「なんでもやさん」 とかに頼むしかないかな、 と思っています。 |
収納部屋はいらない | ||||
|
2008/02/28(Thu)
| ||||
![]() 話はまた 以前住んでいた家をリフォームしたときに 戻りますが、 の写真は、和室を改造してキッチンにしたもの。そして、 の広いダイニングスペースは、![]() なんとここは、 庭にあった大きな物置小屋を壊して 出来た部屋でした。 そう、 私の家には大きな小屋、 いわゆる「蔵」があって、 使わなくなったもので 捨てたくないもの、 「どうしようかな〜」とちょっと迷うもの、 「とりあえず、今は使わないので 一旦物置に入れておこう」 なんてものを 「蔵」 に入れていたのです。 そうすると、 どうなると思いますか? たいていのモノは、 日々の忙しさの中、 その存在を忘れられていくのです。 しかも、 外の「蔵」なので、 中に入れたものは やがてジメっとカビが生えたり、 虫がたかってたり。。。 必要か必要でないか、 判断し難いものは、 「蔵」に入れてしまう。 そして、 やがて忘れてしまう。。。 やがて、そこに入れられた「モノ」は、 たとえ 元 価値があったものだとしても、 現世に復活不可能な粗大ゴミに成り下がってしまう。。。。 この悪循環に気付いた私は、 我が家には こういう物置小屋は必要ない! と判断して 業者さんに頼んで 「蔵」の中身をすべて 撤去・処分してもらうことにし、 「蔵」を壊したのでした。 業者さんたちも、 大の男、 3人がかりでも、 あまりに「モノ」が出てくるわ、出てくるわ で遂にギブアップ! 古い家具や電化製品、 バッグに靴に毛布、 見積もりに合わない量の粗大ゴミが大量に出てきて、トラックに積みきれません。 思っていた以上にお金も時間もかかって、 ここまで来ると大量のモノを処分するのは、本当に面倒で大変な作業でした。 だから、 物置小屋を遂に壊したときには、 両手を挙げて万歳したい気持ちでした。 その後は、 PCでも プリンターでも いらなくなったら なるべく早い時期にリサイクルショップに持ち込むと 割りと高値で買い取ってもらえて、 「蔵」がなくても、 全然困ることはなく、 得することばかりでした。 まだ新しい 洋服ダンスやクローゼット3点も ウオーキングクローゼットを作ったので必要なくなり、状態も良かったので、 こちらも高値で売れました。 というわけで、 このときの出来事が 「教訓」となり、 我が家は大きな収納部屋はいらない! と思っています。 あればそこに モノが溜まっていくだけなので。。。。
しばらくしてから、 大原照子さんの 私のずっと先を行く モノを持たない考え方の本に出会い、 いろいろ考えさせられました。 「自分にとっては、 大切な手紙や写真も 自分が死んだ後、 家族が処分するのに困るだろうから」 という文を読んだとき、 これは、 なかなか普通は考えないだろうけど、 実はとても大切なことなのでは、 と思いました。 実は、身内が亡くなったときに、 故人のモノを処分するのが あまりにも大変で、 亡くなった寂しさよりも、憎しみを先に感じた、 という話を何度か聞いたことがあるからです。
な〜んて、 ここまで書いて 告白しますが、 新しい家に引越ししてきて、 5年目。 今の家には憧れの屋根裏部屋があるのですが、 スッキリ美しい屋根裏を 夢見ていた私の意思に反して、 日々モノが溜まっていってます ![]() モノ溜め部屋になるなら、 屋根裏なんていらなかったんじゃないの、 なんて自分で思ってしまいますが、 いつかはキレイにしたい!! そして、 amourbebeさんのように、 自分で白いペンキを塗って、 アンティークのベビーベッドを置いて、 古い本や 本当に手元に残しておきたい古いもの に囲まれた優しい空間を作りたいな ![]() | ||||
引越しの理由 (その16) | ||
|
2008/02/19(Tue)
| ||
![]() 普通、 家を建てるときのハウスメーカーや工務店さんとの打ち合わせは、 営業担当者から積極的に電話をもらったりするものなのですが、 うちの場合は 私から 忙し過ぎる設計士さんのことを追いかけてたのですから、 おかしいですよね。 Iさんの会社が加盟店になっている 某外断熱の会社が突出した気密性能を施工出来る技術があることや、経年劣化しにくい断熱性能に対応出来ることがわかりましたが、 もともと2X4の輸入住宅の家が夢だった私にとっては、 やはり迷うところがいろいろありました。 Iさんは、2X4の建築は一切せずに、木造軸組みの在来工法のみで建築をしています。 それは、やはり日本の気候にはこの工法が一番合っている、という確信があるようでした。 阪神淡路大震災のときなど、2X4の家は地震に強く、倒壊しなかった、などという話も聞いていましたが、 現在の木造軸組みは、柱・梁・筋交いの他に面でも支えているので、強度面から見ると、2X4の家よりも数段強くなっているそうです。 もちろん、その分、コストのほうがだいぶアップしてしまいますが、 Iさんの場合は、特に念入りに柱や筋交いの数の多い、 しっかりした家を建てるようです。 (建売で安価に販売している場合などは、柱の数が異常に少なく、筋交いが入ってない、という建て方でコストダウンを図っているところもあるようですから、要注意です。我が家を担当した職人さんたちが近所の建売を見て「こわいよ、こわいよ〜」と言ってました。) 夫は、このIさんの木造軸組みの工法が たとえコストアップになっても気に入ったようなのですが、 私がもうひとつどうしても気になったのは、 「輸入住宅ではない」 ことでした。 Hさんの会社と契約したら、 輸入建材が自由に手に入るのに、 Iさんは、 そういうことは全く未知の分野の人です。 ところが、人との出会いはおもしろいもので、 私が 「イギリスにあるようなレンガが朽ちた雰囲気の古い洋館のようなイメージで家を建てたい」と言うと、 Iさんも、 「私もイギリスには行ったことがないのですが、 イギリスが大好きで、ずっとそんな家を建てたいと思っていました。」と言うのです。 しかもIさんも、 あの井形慶子さんの 「古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家」を読んで、感じるところが大きかったそうなのです。 ![]()
Iさんの会社は、 ハウスメーカーではなくて、 地元の工務店なので、 決まったメーカーの設備を入れる必要もなく、室内装飾も自由に対応してくれる、 ということでした。 本当はもちろん、 いつもだいたいお付き合いしているメーカーさんがあるのですが、 今回は我が家のために特別、はじめてのタイプの家作りに挑戦してみましょう、 という意欲を見せてくれたのです。 Iさんの会社に、初めて打ち合わせで訪れたときに、 今までの長い年月、いろいろな会社の設計士さんや営業の人たちと時間を費やして話し合ったり、見積もりをもらったりしてきたことが、すべて無駄ではなかった、と思えるような濃い時間を過ごすことが出来ました。 ![]() (まだ家に来たばかりの頃のメリーちゃんは、こんなに小さかったです) | ||
引越しの理由 (その15) | ||
|
2008/02/19(Tue)
| ||
![]() 素敵な輸入住宅を見学した後で、 もう一度 頭の中を整理しなければなりませんでした。 あの冷たい雨の日に偶然訪れた、魔法がかかったような家。 あの家のことが忘れられないままでしたが、 設計士の Iさんからは、 電話の1本もかかってきません。 過去に何度も 広範囲で住宅展示場の見学にも行ってましたから、 ハウスメーカーの営業マンがしつこく電話をかけてきたり、 アポなしでいきなり自宅に訪ねてくる、など さんざん経験していたのですが、こちらから Iさんを追いかける形になってしまいました。 事務所に電話してもいつも留守。 事務所を訪ねて行っても、「現場に行ってます。」ということで、いつも会えません。 Iさんから あの時言われた言葉、 「ローズマリーさん、もっと勉強してください 」と、 にこやかに言われたことが心に残って、 自分なりに本を読んだり、 ネットで調べたりして、 気密がどんなに大切なのか、ということもだいぶわかってきました。 隙間の多い家では、家の中の汚れた空気を排出することは出来ません。 「機械換気を効率よく行うためには、 まず換気が出来る性能の家が必要」 つまり、 ストローで飲み物を飲むときに、ストローに小さな穴がたくさん開いていたら、(隙間がたくさんあったら) 吸い上げることが出来ないのと同じ考え方になるのです。 常に新鮮な空気を呼吸するためにも、相当隙間面積(C値)の値を出来るだけ下げなければいけません。 ちなみに、「高気密」の場合は、 C値、0.5以上1.5cm2/m2以下、 0.5を切ると、「超気密」になるようですが、 某外断熱施工の特殊技術のある会社の加盟店である、 Iさんの工務店は日本でもトップレベルの数値を出していました。 C値で比べれば、最初に出会った外断熱のハウスメーカー、K住宅では、1・25cm2/m2くらい、 そのとき、話を進めていた輸入住宅のHさんのハウスメーカーでも、同じくらいで、一番いいときで、0.8cm2/m2という値が出ている資料を見せてもらいました。 けれども、 あの雨の日に構造見学をさせてもらった、Iさんが担当した家は、 0.03cm2/m2 という驚異的な値が出ていたのです。 魔法瓶のような密閉状態の家を作り、 24時間建物全体を強制的に強力機械換気し、家中に新鮮な空気を行き渡らせるようにするのですから、気密はとても大切なことなのでした。
(気密や換気の大切さについて、詳しく説明してある本 )また、 もうひとつすごく気になったのは、断熱性能でした。 グラスウールは世界中に出回っている安価な断熱材ですが、 壁内結露、屋内結露、夏の冷房時の逆結露など、さまざまな問題があり、 そのような問題を回避するために、断熱材に透湿性のないプラスチック発泡系の断熱材があるのですが、 Hさんの輸入住宅の会社では、ウレタンを使っていました。ウレタンは施工後、痩せていくそうですし、「ウレタンが経年劣化する」という事実は、いろいろなところでデータが載っていました。 高気密・高断熱の住宅を建てるのですから、 数年後にその気密性能・断熱性能が劣化してしまうのは問題です。 こういったことを研究しながら夫婦で話し合い、 どうしても 「あの家」を設計したIさんに もう一度会いたくて、 また事務所に電話し、「真剣に考えているので、Iさんから電話が欲しい。」旨を伝えました。 その後、出先のIさんの携帯から電話があり、 「ローズマリーさん。真剣にお考えなんですね。 わかりました。 一度きちんと打ち合わせの時間を作りましょう。」と、言われてホッとしたのでした。 ![]() (最近、 ミルクちゃんとチェルシーがべったり寄り添って寝ていたりするので そっとカメラを持ってくると、起きちゃうんですよね〜 普段のこの子たちの様子がかなり可愛いのですが、写真が撮れなくて残念です) | ||
















でしたし、簡単に購入出来るものでもなかったので、 悩みながら、 『いつか欲しいなぁ〜』 と想い続けていたもの。。。 1点しかなかったので、 すごく気になっていました。
という顔になってしまいます 


























の写真は、和室を改造してキッチンにしたもの。
の広いダイニングスペースは、









」
)







、 その家の美しいインテリアを眺めていました。