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白い椅子
2008/06/22(Sun)
ドールチェア


一週間も話がずれてしまいましたが、 先週の土曜日のことを書いた記事の中で、

『私がずっと前から欲しかったものをあるものを購入』 したことを書きましたが、

それが、 このお写真の 『白い椅子』でした。

ずっと前に ひと目見たときから、 気に入っていたのですが、それなりの  でしたし、簡単に購入出来るものでもなかったので、 悩みながら、 『いつか欲しいなぁ〜』 と想い続けていたもの。。。 1点しかなかったので、 すごく気になっていました。

君島十和子さんの本の中に、

「いただいたお化粧品では、きれいになれません。 残念ながら。

少し高価でも、 がんばって自分のお金で買ったものだと。。(中略) 効きます。」

という、 すごく重要なお話が書かれているのですが、

そうなのです!

私も、 お人形とか、 インテリアとか、 自分を幸せにしてくれそうなものに出会ったとき、

大変かもしれないけれど、 頑張って自分で働いたお金で買うようにしています。

『クリスマス』 とか、 『結婚記念日』 とか、夫に私が欲しいものをプレゼントしてもらうときもあるのですが、 基本的には 普段の生活の中では 自分の欲しいものは自分の収入から購入しています。

そんなわけで、 私もすぐには購入出来なかったのですが、 やっとこの椅子を買えることが出来たので、嬉しくてたまりません。

この椅子の持つシャビーシックな雰囲気、 上品でエレガントだけれど、 シャビーな (使い古して擦り切れた)雰囲気が何とも いい感じで 仕事中もこの椅子のことを思い出しては うふふっ  という顔になってしまいます 

ドールチェア


背もたれの薔薇の彫刻も 何ともいい感じです。。

いつか、 この椅子にぴったりの雰囲気の子をお迎えしたいと思います。

今週の土曜日は、 ベーカリーショップで家族でゆっくりブランチをとった後、 大掃除をして 午後からは、 私の生命保険の見直しのために、 保険やさんが2人、自宅に来ていろいろと考え直すことになりました。

ホント、 私が保険に入ったあの時代はいい時代だったのですね。
真剣に見直しをしていかないといけません。。。

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5年目になりました
2008/03/20(Thu)
ミラーとステンドグラス


「引越しの理由」というタイトルで、 頑張ってリフォームした家を離れることになってでも、 外断熱の家を建てたかった経緯についてお話してきましたので、

「じゃあ、実際はどうなの? 本当にそんなことして正解だったの?」 と興味を持っておられる方もいらっしゃると思います。

新築した我が家も5年目になりました。
これまでここで生活してきて、実際の感想をお話してみたいと思います。

「外断熱の家は冬暖かくて、 夏は涼しい。」
これは、 実際そうだと思います。
断熱材でぐるっと家を囲ってしまっているので、 隙間がほとんどありません。
我が家は、 1階はキッチン、リビング、ダイニング、階段ホール、玄関スペースなど、すべてドアや仕切りのないオープンな間取りになっています。

それなのに、1階はエアコンがないんです。
床暖房もありません。

何を使っているのかというと、 リビングには、ホットカーペット。
そして、  サンラメラ (こちらをクリック)  の1201型を1台使っているだけなんです。

メダリオン


1階全体が広いオープンスペースになっていて、 階段は大きな吹き抜けなのですから、 暖かい空気はそこから全部上に上昇してしまうので、 6畳〜8畳くらいの部屋を閉め切って、ストーブをがんがん焚いた部屋のほうが はるかに暖かいだろうと思いますが、
「外断熱の家は暖まるのに時間はかかるけれど、 一度暖まったら、魔法瓶のように保温状態が続く」と 聞いていたように、 サンラメラだけだと最初寒く感じますが、 ずっと点けっ放しにしていると、家全体が暖まって熱く感じるので、切ってしまいます。

「外断熱の家は北向きの土地が向いている」と言われていたので、 北向きの土地を購入したのですが、 私は寒がりなので、 やはり南向きの土地を購入すればよかったかしら〜、 と正直思ったりします。

ただ、 夏はすごく快適で、 1階にエアコンがないのに、 2階のホールのエアコン1台を 除湿、 又は設定温度、 27度か28度くらいで家全体が冷えてしまい、 1階リビングにエアコンがなくても全然問題なく過ごせます。 冷え性の私は、 2階のエアコンもときどき切ってしまいます。

シャンデリア


温暖化が進み、過ごしにくい夏が来ることを考えると、 年々「やっぱり北向きの土地で正解だったかな」とも思います。

強力な24時間換気システムがノンストップで作動しているので、 結露やカビもまったくないですし、洗濯物を干すスペースもあるのですが、 すぐにカラっと乾いてしまいます。

でも、 この換気システムのフィルターの掃除は大変。 面倒です。
高いところにあるので、 いちいち台を持ってきて各部屋のフィルターを取り外して掃除しないといけません。
おばあちゃんになったら、 「なんでもやさん」 とかに頼むしかないかな、 と思っています。




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引越しの理由 (最終章)
2008/03/08(Sat)
リビング


(以前住んでいた家のリフォーム後のリビング。 完成したばかりでまだソファも買ってなかった頃です。
大工さんが 気をきかして、 天井を緩やかな曲線を描く凹凸のあるものに仕上げてくれました。)


またこのお話に戻ってくるまで 時間がかかってしまいました。 すみません。

さて、 あの 「魔法のような家」を設計した1級建築士の I さんと井形慶子さんの本などの話で意気投合して、 「古い洋館のような家を作りたい」 「古くなるほど味わいが出てきて、益々「家」が好きになれるように」 などなど、 いろんなことをお互い語り合ったと思いますが、 私たち夫婦も、この I さんに自分たちの家を依頼したい、 という意思が固まりました。

契約寸前だった 輸入住宅のハウスメーカーがあったのに、 そちらをお断りするのは本当に心苦しかったのですが、 義理や恩を優先させてしまうと、 きっと後で後悔することになるのは 解りきっていました。

いよいよ I さんと正式契約する前に やらなければならないことは たくさんありました。
輸入住宅の建築の経験がない会社に家を建ててもらうのですから、 自分が必要な建材を探してこなければなりません。 

池袋のJETROに行ったり、いろいろなルートから複数の輸入建材業者にコンタクトを取って、 見積もりをもらったり、打ち合わせをしたりして、 自分が一番情熱を注いだ 薔薇の硝子細工模様が入った白い玄関ドアと ロミオとジュリエットの雰囲気のような バラスターのバルコニーなど、 主なものは、神戸の会社に依頼することにしました。

打ち合わせの日は、 営業の人が神戸から I さんの会社まで出てきてくれたので、 夫が一日仕事を休んで 子供たちを見ていてくれました。
その間、私は I さんと輸入建材の会社の人と一日中 打ち合わせになりました。

他にも細かいパーツ部分は 複数の輸入建材の会社から商品を購入したので、 施主支給という形で 少しずつ商品を揃えていく形になりました。

シーリングメダリオンや 廻り縁のモールディングなども 私が購入したのですが、 ベルギーから取り寄せることになりました。

こういった数字をだいたい揃えて、 初めて本格的な見積書を出してもらい、 契約に至ったのでした。

もちろん、 インテリアコーディネイターは資格も持っていない私自身がやるのですから、 プリンセスハウスの細見貴子さんの自宅で開かれたセミナーにも参加してきました。

建築途中では、 実にさまざまなドラマがありましたし、 たくさんの方との出会いもありました。

「イマン」 という薔薇の食器の会社は御存知の方も多いと思いますが、 その「イマン」という会社を立ち上げた、という私から見ると カリスマ的な女性のSさんとの出会いもあり、 建築途中の我が家を見て、大絶賛してくれました。

「すごい!すごい!  何がすごいって、 ローズマリーさんと I さんという建築家さんが出会えたことが凄いのよ!!」

I さんとは、一緒に新宿の輸入壁紙のショールームに行ったり、 東京ビッグサイトの建材市に行って、新しい建材を探したり、 一緒に長い長い 『家作りの旅』へ出かけたような感じでした。

超高気密・高断熱で 「家」としての土台の部分はしっかりプロに任せて、間取りや内装に関しては 私と I さんが夜中の3時でも、メールなどでしっかり やりとりし、最終的なインテリアは全て私に任せてもらいました。 

I さんにとっても 初めての経験でとても大変だったようなのですが、 後になってから 「こんなに楽しく、思い出深い家作りはなかった。 完成して、この家の仕事から離れるのが 寂しい気がする。」 と言ってもらえた程でした。


ベッド



カーテン


ランプ


アンティーク家具


シャンデリア


パウダールーム


完成した直後のお写真は、 このような感じでした。
現在は、 この家を新築して5年目になりますので、 ちょっと雰囲気は変わっています。

寝室のベッド周りの壁や天井は 将来的にキャノピーを取り付けられるよう 補強してあります。
パウダールームのミラーは、 イタリア製の木製フレームでとても重い物なので、 やはり壁を補強してあります。

すべて インテリアの配置図を事前に考えてあったので、 絵やミラーを飾る部分は しっかり壁の補強をすることも 現場に毎日通って 職人さんに指示していたのですが、 最初は面倒臭そうだった(??)職人さんたちも 終わりの頃には笑顔で 私がやりたがりそうなことを 先へ先へと読んで いろいろ提案してくれるようになっていました 


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形見の品
2008/03/05(Wed)
ランプ


(屋根裏部屋へと続く階段の天井に 妖精のランプを吊り下げています。
コンセントが無機質に見えないように、 ガーランドを巻き付けて雰囲気を出しています)



先日 私が 「収納部屋はいらない」というタイトルで記事を書いたときに、 たくさんの反響をいただきまして、ありがとうございました。 
皆様からいただいたコメントを読んで、 私自身改めてこのテーマについて、 いろいろと考えてみることが出来ました。

実は、 あの「蔵」を処分する 5〜6年前だったでしょうか。 
もっと前だったかもしれませんが、 私自身の意識を大きく変える出来事がありました。

それは、 私の父が新しい家を新築したときです。
父にとっては、 2度目の家の新築だったのですが、 1度目の家を新築して 数年経った後で
母が突然亡くなる、という家族にとっては言い表せないような 悲しい出来事がありました。

当時まだ小学生だった私にとって、到底受け入れられる出来事でもなく、母が残していった懐かしい品々を ほとんど処分することも出来ず、 その後20年近く その家で暮らしていたのです。

父が古い家を壊して、 新しい家を建てる決心をしたとき、 私も もう大人になっていましたので、
思い切って、母のものをすべて処分する決心をしました。

母のお嫁入り道具の三面鏡や 父に内緒で月賦(ローンではなく、月賦と呼んでいた時代でした)で買った、当時10万円以上もした高級ミシン、 和箪笥に、たくさんの着物類。

母の大切なお嫁入り道具や 思い出の品々を 全部処分するとなると、 胸が張り裂けそうな想いになるのでは、という不安もあったのですが、 実際はそのような気持ちには まったくなりませんでした。

新しい家が完成したとき、 ひとつだけ残しておいた 母の洋服ダンスを和室に入れてみたのですが、
どうも雰囲気が合わなくて、 結局そのタンスも処分してしまいました。

こうして、 母の物をやっと大量に処分してみて、私は 初めて清清しい気持ちになれたことを認めざるを得ませんでした。

これまで、 不必要に母の遺品や悲しみに しがみついて生きてきたのでは? と、思えてしまったのです。
母の死は 何とか乗り越えてきた筈なのに、 たくさんの母の物を目にするたびに 子供の頃の辛い経験が甦ってきてしまっていました。

時間はかかりましたが、 母の遺品の整理をやっとして、 新しい家での生活を始めたとき、 明らかにエネルギーの流れが変わったのを実感しました。  

私の仕事や会社での人間関係がすごくいい方向に変わり、 年収も大幅にアップしました。

新しい家に住み始めて、 「猫は飼わない」と決心していたのに、 子猫のチビちゃんが雨の日に迷い込んできて、 私の毎日を掛け替えのない毎日にしてくれました。

そして、 今の夫である 「彼」とも出会いました。


そういえば、 映画、「フォレスト・ガンプ」でも 主人公の彼女の子供の頃の 辛い思い出がたくさん詰まっている家を壊すシーンがありますが、 あのシーンはとても好きです。 


ラジオ


母の物で 形見にとっておくことにしたのは、 この古いラジオです。
これは、 母が あのミシンを使って お人形の洋服を作る内職を していたときに、 いつも聴いていたもの。 
「ミシンを使ったお仕事をしたいから、 ミシンをかけながら聴くラジオが欲しいの。 ローズマリーちゃん、一緒に選んでね。」と言われて、 私が母と一緒に選んだものでした。

母の実家は、 洋裁屋さんだったので 母の兄弟姉妹みんな洋裁が出来るのです。
私もずいぶん母に洋服を作ってもらいましたが、 母亡き後、私はそれがトラウマになってしまって、ミシンに触ることが出来ませんでした。

母が亡くなった後は、 父がこのラジオを自分の枕元に置き、 夜寝る前はいつも聴いていました。

だから、 このラジオだけは 両親の形見の品、ということで 屋根裏部屋にディスプレイしてあります。

ラジオ


ちなみに、 父はあまりモノを持たない人だったので、 父が亡くなったときの 遺品の整理はそんなに大変ではありませんでした。

それでも、 父の衣類を一枚、一枚 洋服ダンスから出して処分していくときには 涙が止まりませんでしたが、こうして 亡くなった家族の持ち物を きちんと整理出来ると 自分自身が前に進んでいくのに役立ったような気がします。 

他には、父の想い出に父がよく着ていたベストと、 母の想い出には黒真珠の指輪を大切に保管しています。
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イギリス製ポット
2008/03/05(Wed)
ポット


イギリスに行くと、 このような おもしろい形をしたポットにたくさん出会います。

ポール・マッカートニーのビートルズ時代の元恋人、 女優のジェーン・アッシャーの ロンドンのティーハウスを訪ねていったときも、 珍しい形をしたポットがたくさん並んでいて、とても興味をそそられました。

ポット


私が、 ジャグ&ボウルに心を惹かれることは、以前の記事の中で書きましたが、 このポットは、まさにヴィクトリアンの雰囲気を表現していて、 購入せずにはいられませんでした。

ジャグ&ボウルの他に、 タオルやブラシ、 石鹸に石鹸入れ、 見事に作られています。

ポット


ジャグ&ボウルが蓋になっていて、 それを外すと 普通にポットとして使用出来るようになっています。 実際にお湯を入れて使ったりはしていないのですが。

壁面が中国風のタイルになっていて、 中国から たくさんの陶器の文化がヨーロッパに伝わったことを考えると、 とても興味深いです。

ポット


底には 製造者のサインがありました。

イギリスのデヴォン州にある、 CARDEW DESIGNのPotteryで作られたもので、ペイントに至るまで すべてハンドメイドで作られ、 完成まで7日以上かかるそうです。
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収納部屋はいらない
2008/02/28(Thu)
キッチン


話はまた 以前住んでいた家をリフォームしたときに 戻りますが、  の写真は、和室を改造してキッチンにしたもの。

そして、  の広いダイニングスペースは、

窓


なんとここは、 庭にあった大きな物置小屋を壊して 出来た部屋でした。
そう、 私の家には大きな小屋、 いわゆる「蔵」があって、 使わなくなったもので 捨てたくないもの、 「どうしようかな〜」とちょっと迷うもの、 「とりあえず、今は使わないので 一旦物置に入れておこう」 なんてものを 「蔵」 に入れていたのです。

そうすると、 どうなると思いますか?

たいていのモノは、 日々の忙しさの中、 その存在を忘れられていくのです。

しかも、 外の「蔵」なので、 中に入れたものは やがてジメっとカビが生えたり、 虫がたかってたり。。。

必要か必要でないか、 判断し難いものは、 「蔵」に入れてしまう。
そして、 やがて忘れてしまう。。。  やがて、そこに入れられた「モノ」は、 たとえ 元 価値があったものだとしても、 現世に復活不可能な粗大ゴミに成り下がってしまう。。。。

この悪循環に気付いた私は、 我が家には こういう物置小屋は必要ない! と判断して 業者さんに頼んで 「蔵」の中身をすべて 撤去・処分してもらうことにし、 「蔵」を壊したのでした。

業者さんたちも、 大の男、 3人がかりでも、 あまりに「モノ」が出てくるわ、出てくるわ で遂にギブアップ!

古い家具や電化製品、 バッグに靴に毛布、 見積もりに合わない量の粗大ゴミが大量に出てきて、トラックに積みきれません。 

思っていた以上にお金も時間もかかって、 ここまで来ると大量のモノを処分するのは、本当に面倒で大変な作業でした。

だから、 物置小屋を遂に壊したときには、 両手を挙げて万歳したい気持ちでした。


その後は、 PCでも プリンターでも いらなくなったら なるべく早い時期にリサイクルショップに持ち込むと 割りと高値で買い取ってもらえて、 「蔵」がなくても、 全然困ることはなく、 得することばかりでした。

まだ新しい 洋服ダンスやクローゼット3点も ウオーキングクローゼットを作ったので必要なくなり、状態も良かったので、 こちらも高値で売れました。

というわけで、 このときの出来事が 「教訓」となり、 我が家は大きな収納部屋はいらない! と思っています。 あればそこに モノが溜まっていくだけなので。。。。


大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす
(2002/02)
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しばらくしてから、 大原照子さんの 私のずっと先を行く モノを持たない考え方の本に出会い、 
いろいろ考えさせられました。

「自分にとっては、 大切な手紙や写真も 自分が死んだ後、 家族が処分するのに困るだろうから」
という文を読んだとき、

これは、 なかなか普通は考えないだろうけど、 実はとても大切なことなのでは、 と思いました。

実は、身内が亡くなったときに、 故人のモノを処分するのが あまりにも大変で、 亡くなった寂しさよりも、憎しみを先に感じた、 という話を何度か聞いたことがあるからです。



英国式スローライフのすすめ―簡素でゆたかな暮らし方英国式スローライフのすすめ―簡素でゆたかな暮らし方
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大原 照子

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な〜んて、 ここまで書いて 告白しますが、
新しい家に引越ししてきて、 5年目。 今の家には憧れの屋根裏部屋があるのですが、
スッキリ美しい屋根裏を 夢見ていた私の意思に反して、 日々モノが溜まっていってます 

モノ溜め部屋になるなら、 屋根裏なんていらなかったんじゃないの、 なんて自分で思ってしまいますが、 いつかはキレイにしたい!!
そして、 amourbebeさんのように、 自分で白いペンキを塗って、 アンティークのベビーベッドを置いて、 古い本や 本当に手元に残しておきたい古いもの に囲まれた優しい空間を作りたいな 


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引越しの理由 (その16)
2008/02/19(Tue)
ケリー


普通、 家を建てるときのハウスメーカーや工務店さんとの打ち合わせは、 営業担当者から積極的に電話をもらったりするものなのですが、 うちの場合は 私から 忙し過ぎる設計士さんのことを追いかけてたのですから、 おかしいですよね。

Iさんの会社が加盟店になっている 某外断熱の会社が突出した気密性能を施工出来る技術があることや、経年劣化しにくい断熱性能に対応出来ることがわかりましたが、 もともと2X4の輸入住宅の家が夢だった私にとっては、 やはり迷うところがいろいろありました。

Iさんは、2X4の建築は一切せずに、木造軸組みの在来工法のみで建築をしています。
それは、やはり日本の気候にはこの工法が一番合っている、という確信があるようでした。
阪神淡路大震災のときなど、2X4の家は地震に強く、倒壊しなかった、などという話も聞いていましたが、 現在の木造軸組みは、柱・梁・筋交いの他に面でも支えているので、強度面から見ると、2X4の家よりも数段強くなっているそうです。

もちろん、その分、コストのほうがだいぶアップしてしまいますが、 Iさんの場合は、特に念入りに柱や筋交いの数の多い、 しっかりした家を建てるようです。
(建売で安価に販売している場合などは、柱の数が異常に少なく、筋交いが入ってない、という建て方でコストダウンを図っているところもあるようですから、要注意です。我が家を担当した職人さんたちが近所の建売を見て「こわいよ、こわいよ〜」と言ってました。)

夫は、このIさんの木造軸組みの工法が たとえコストアップになっても気に入ったようなのですが、 私がもうひとつどうしても気になったのは、

「輸入住宅ではない」 ことでした。 

Hさんの会社と契約したら、 輸入建材が自由に手に入るのに、 Iさんは、 そういうことは全く未知の分野の人です。

ところが、人との出会いはおもしろいもので、 私が 「イギリスにあるようなレンガが朽ちた雰囲気の古い洋館のようなイメージで家を建てたい」と言うと、

Iさんも、 「私もイギリスには行ったことがないのですが、 イギリスが大好きで、ずっとそんな家を建てたいと思っていました。」と言うのです。

しかもIさんも、 あの井形慶子さんの 「古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家」を読んで、感じるところが大きかったそうなのです。  

 
  
古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家
(2000/12)
井形 慶子

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Iさんの会社は、 ハウスメーカーではなくて、 地元の工務店なので、 決まったメーカーの設備を入れる必要もなく、室内装飾も自由に対応してくれる、 ということでした。
本当はもちろん、 いつもだいたいお付き合いしているメーカーさんがあるのですが、 今回は我が家のために特別、はじめてのタイプの家作りに挑戦してみましょう、 という意欲を見せてくれたのです。

Iさんの会社に、初めて打ち合わせで訪れたときに、 今までの長い年月、いろいろな会社の設計士さんや営業の人たちと時間を費やして話し合ったり、見積もりをもらったりしてきたことが、すべて無駄ではなかった、と思えるような濃い時間を過ごすことが出来ました。

リンとメリー



(まだ家に来たばかりの頃のメリーちゃんは、こんなに小さかったです)
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引越しの理由 (その15)
2008/02/19(Tue)
お雛様


素敵な輸入住宅を見学した後で、 もう一度 頭の中を整理しなければなりませんでした。

あの冷たい雨の日に偶然訪れた、魔法がかかったような家。

あの家のことが忘れられないままでしたが、 設計士の Iさんからは、 電話の1本もかかってきません。

過去に何度も 広範囲で住宅展示場の見学にも行ってましたから、 ハウスメーカーの営業マンがしつこく電話をかけてきたり、 アポなしでいきなり自宅に訪ねてくる、など さんざん経験していたのですが、こちらから Iさんを追いかける形になってしまいました。

事務所に電話してもいつも留守。
事務所を訪ねて行っても、「現場に行ってます。」ということで、いつも会えません。

Iさんから あの時言われた言葉、 「ローズマリーさん、もっと勉強してください  」
と、 にこやかに言われたことが心に残って、 自分なりに本を読んだり、 ネットで調べたりして、 気密がどんなに大切なのか、ということもだいぶわかってきました。

隙間の多い家では、家の中の汚れた空気を排出することは出来ません。
「機械換気を効率よく行うためには、 まず換気が出来る性能の家が必要」

つまり、 ストローで飲み物を飲むときに、ストローに小さな穴がたくさん開いていたら、(隙間がたくさんあったら) 吸い上げることが出来ないのと同じ考え方になるのです。

常に新鮮な空気を呼吸するためにも、相当隙間面積(C値)の値を出来るだけ下げなければいけません。
ちなみに、「高気密」の場合は、 C値、0.5以上1.5cm2/m2以下、 0.5を切ると、「超気密」になるようですが、

某外断熱施工の特殊技術のある会社の加盟店である、 Iさんの工務店は日本でもトップレベルの数値を出していました。

C値で比べれば、最初に出会った外断熱のハウスメーカー、K住宅では、1・25cm2/m2くらい、 そのとき、話を進めていた輸入住宅のHさんのハウスメーカーでも、同じくらいで、一番いいときで、0.8cm2/m2という値が出ている資料を見せてもらいました。

けれども、 あの雨の日に構造見学をさせてもらった、Iさんが担当した家は、 0.03cm2/m2 という驚異的な値が出ていたのです。

魔法瓶のような密閉状態の家を作り、 24時間建物全体を強制的に強力機械換気し、家中に新鮮な空気を行き渡らせるようにするのですから、気密はとても大切なことなのでした。


住んでわかった外断熱の家―家族の健康と安全、家計を守る住宅住んでわかった外断熱の家―家族の健康と安全、家計を守る住宅
(2002/12)
大宮 健司

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(気密や換気の大切さについて、詳しく説明してある本  )

また、 もうひとつすごく気になったのは、断熱性能でした。
グラスウールは世界中に出回っている安価な断熱材ですが、 壁内結露、屋内結露、夏の冷房時の逆結露など、さまざまな問題があり、

そのような問題を回避するために、断熱材に透湿性のないプラスチック発泡系の断熱材があるのですが、 Hさんの輸入住宅の会社では、ウレタンを使っていました。ウレタンは施工後、痩せていくそうですし、「ウレタンが経年劣化する」という事実は、いろいろなところでデータが載っていました。

高気密・高断熱の住宅を建てるのですから、 数年後にその気密性能・断熱性能が劣化してしまうのは問題です。

こういったことを研究しながら夫婦で話し合い、 どうしても 「あの家」を設計したIさんに もう一度会いたくて、 また事務所に電話し、「真剣に考えているので、Iさんから電話が欲しい。」旨を伝えました。

その後、出先のIさんの携帯から電話があり、 「ローズマリーさん。真剣にお考えなんですね。 わかりました。 一度きちんと打ち合わせの時間を作りましょう。」と、言われてホッとしたのでした。

お雛様


(最近、 ミルクちゃんとチェルシーがべったり寄り添って寝ていたりするので そっとカメラを持ってくると、起きちゃうんですよね〜 普段のこの子たちの様子がかなり可愛いのですが、写真が撮れなくて残念です)


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アロマランプ
2008/02/13(Wed)
独身時代の私の楽しみは、 夜中にリビングのテーブルの上に たくさんのキャンドルの火を灯して、 明け方までビデオ鑑賞を楽しむこと。

そのときの気分でワインや、紅茶にブランデーを落としたものなど、飲み物を用意して、猫のチビちゃんを膝に乗せ、キャンドルの灯りに気持ちもおだやかに、 映画の世界に没頭したものでした。

それが、 子育てが始まってからは大好きだった 映画・ビデオ鑑賞の時間もまったく取れなくなり、 ましてや危ないので、キャンドルなんて もっての他!

ずいぶん自分のやりたい事を我慢していたと思います。

でも、最近は また ひとりで深夜に海外ドラマを見たり出来るようになりつつあって、 喜んでいたのですが、 やはり、 わんちゃん、猫ちゃんが家の中にいると、 危なくって、 キャンドルなんて なかなか使えません。

今から思うと、 チビちゃんは絶対テーブルの上に乗らない猫だったので、安心していられたのよね〜 

それで、 ずっと探していたのが キャンドルを使わない、コンセント式のアロマランプ。

最近、いろんなお店を回っていて、 星型の模様があるものや、いろいろあったのですが、やはり薔薇の模様入りのものが欲しくて、 ネットで探しました。

アロマランプ


今日、 届いたのですが、 やはりこれにしてよかったです。

引越してきて、猫ちゃん2匹だったときには、お友達もよく招待して、 「ローズマリーちゃんのお家、猫が2匹いるなんて思えないくらい、 いい香りね〜」 なんて言われていたのですが、
別に何もしていなかったのです。 洗剤の匂い??

でも、さすがに わんちゃんは、匂いもあるし、トイレ掃除も一日中大変だったので、以前のようには 友達を家に呼べなくなってしまいました。

「いい匂い」なんて、 誰も言ってくれないだろうし。。。

でも、このアロマランプで 部屋の中にいい香りを漂わせて〜

私も気分一新 頑張ろうと思います 

アロマランプ


こんな風にやわらかい光を放つライトにもなるので、 どこに付けようかな〜

やっぱり、 わんちゃんたちの届かない 高い位置がいいですね。

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引越しの理由 (その14)
2008/02/09(Sat)
ミルクちゃん


(友人のY子さんが、一番気になったのは、ミルクちゃん)

カナダの輸入住宅のハウスメーカーであるHさんの会社は、 モデルハウスがないので実際に築4〜5年になる家を見学させてもらうことになりました。

まず、その外観に感激! 普通の住宅街の中におしゃれな造りの家が一軒あると、とても目立ちます。

そして、内装もさすがに輸入住宅!というようなおしゃれなパーツがたくさんありました。

たとえば、キッチンの食洗機や、ランドリーなども日本のメーカーではなかなか手に入らない、インテリア性の高いおしゃれなものです。

機能的にも申し分なく、使い勝手もいいということだったので、とても興味をそそられました。
Hさんなら、家電に至るまで、 こちらの好みに合わせて幅広く色やデザインを重視した商品を用意してくれる。。。

その日は、とても寒い日でしたが、 その家では、1階にクレダを2台設置してあるだけで、2階にはまったく暖房はありませんでしたが、 家全体がほんわか暖まっていました。

クレダというのは、 イギリス式蓄熱暖房器で、深夜電力を使って蓄熱レンガに熱を蓄え、翌日熱を徐々に放出する暖房で、安全性も高く、外断熱の家や高気密の家ではよく使われています。

最近では、クレダの他にも、スティーベルなどの蓄熱暖房器具も人気があるようですが、どちらにしても気密の良い家でないと、家は暖まりません。

ミルクちゃん


実は、この家の見学に来る前にHさんからは 見積もりをいただいていたのですが、金額的には、こちらが提示した金額を大きく下回るものをもらっていました。

それに何と言っても、 Hさんの力があれば、普通ではなかなか手に入りにくいような おしゃれな家電や、 輸入建材の調達もすべておまかせ出来るのです。

Hさんの会社には、 「S通商」などの輸入建材の会社が付いているので、私が欲しいと思う資材調達にも困らない筈です。

ミルクちゃん


私の夫は、この家を見学させてもらいながら、 「もうこれで充分じゃないか。 これ以上、何を望むことがあるの?」 というような視線を私に送ってきます。

普通なら、これだけの家を見学させてもらい、クレダの暖かさも体験出来て、一気に契約へと、話が進んでしまいそうですが、

私の頭の中では、「ちょっと待って。」と黄色い信号が点滅している状態で  、 その家の美しいインテリアを眺めていました。
 
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